我が子が1歳になったとき、断乳を考え始めました。
特別な理由はありませんでしたが、断乳のプレッシャーとでもいうのか、植え付けられた観念からです。
そういうしていると、1歳を過ぎたあたりから「夜泣き」が始まりました。

だんだん授乳回数は減ってきていたのに、夜泣きで逆に増えたんだよね。
夜泣きの対処法を考えていくと、夜間断乳にたどり着きました。
この記事はこんな人にオススメ
ゆっくり段階的に断乳を進めたい人
夜泣きに困っている人
夜間断乳の進め方を参考にしたい人

夜泣きの原因

夜泣きの大きな原因は「寝かしつけの習慣」にあると言われています。
赤ちゃんの寝かしつけは、いろいろありますよね、、、
●抱っこ
●絵本を読む
●体をトントン
●授乳
●部屋を暗くして環境を整える
でも国際的には「寝る環境を整える」以外は、
寝かしつける際の「不適切な条件付け」とされています。
私が実践していた寝かしつけは、
部屋を暗くしたり、絵本を読んだりしていたのですが、おっぱいをせがまれたら授乳し、赤ちゃんはそのまま寝ることもありました。
赤ちゃんが夜泣きした場合には、すぐにおっぱいをあげてました。

おっぱいあげたらすぐ寝るから、楽だったんだよねー。
とにかく泣くのを止めたかったし!
赤ちゃんは、
夜中目が覚める→泣く→授乳
このパターンを学習して、夜泣きを促進してしまうというわけです。
んじゃ、どうすればいいんじゃい??
夜泣きの対処法、夜間断乳との関係

夜泣きについては欧米を中心に研究が重ねられ、
その概要をまとめた論文がこちらです。
小児の睡眠問題に対する行動科学的アプローチ
この論文によれば、夜泣きの対処法は5つです。
①消去法
どんなに赤ちゃんが泣いても「不適切な寝かしつけ」をやめて、
赤ちゃんが自分の力で寝るのを待つ方法。
②入眠儀式
寝る前に絵本を読む、電気を消すなど、寝る前の習慣を作る方法。
③睡眠制限法
昼寝を制限し、夜遅くに寝かしつけて夜間の睡眠時間を延ばす方法。
その後だんだん寝る時間を早めていき、寝てほしい時間になるまで続ける。
④計画的覚醒
赤ちゃんがよく目を覚ます時間や回数を調べておき、その10~15分前にあやしておく方法。
⑤睡眠の予防的親教育
親に対して赤ちゃんの睡眠に関する知識を教育しておく方法。

私が実践していたのは、②の入眠儀式。
日本はこの方法を推しているよね。
ところが!研究によると、
①の消去法が、⑤の予防的親教育と並んで最も効果が高い!とのこと!!!
そこで、①の消去法を実行すべく、赤ちゃんが学習したパターンの
「夜中目が覚める→泣く→授乳」を断ち切り、解除(消去)する
つまり、夜間のみ授乳をやめる「夜間断乳」を実行することにしました。
いざ夜間断乳。その進め方「泣く子を放って置けるのか?」

結論から言うと、5分も放っておけませんしたーーー!(笑)
そこで私は我が子の夜泣きが始まったら「抱っこして歩く」ことに。
これが「不適切な寝かしつけ」だってことは百も承知です。
でも放っておくよりは、早く泣き止んでまた寝ます。
とりあえず、「おっぱいを飲みながら寝る」をやめさせて様子を見ることにしました。
おっぱいを飲みながら寝落ちすると、
夜起きた時に寝ていた状況と違うのでびっくりして夜中泣いてしまうようです。

段階的な夜間断乳。それでも効果があった!

段階的というか、研究からいうと間違った?夜間断乳。
それでも効果がありました!
我が子はそれが3、4日続くと、5日目に朝方まで寝るようになりました(祝)
夜間断乳は成功?夜泣きはなくなったけど朝方起きてくる、、、
私は自分の寝かしつけの方法で、さほど時間がかかってなかったので、
夜泣きの原因を知るまでは良しとしていたんですよね。
でもその寝かしつけが、夜泣きを誘発・促進していたなんてビックリというか、ガックリです。
今は夜間断乳は成功しましたが、我が子は朝5時くらいに起きてきています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。