
ビクトリアの滝に行きたい!どうやって行くの?鑑賞のポイントは?おすすめ宿泊場所も知りたい。
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている筆者は東アフリカに住んでいたので、ビクトリアの滝に合計30回以上行きました。
日本から友人や家族がくると必ず行きますし、仕事でザンビア側の街リビングストンに行く機会が多かったので、そのつど立ち寄ってパワーをもらいましたね。
ビクトリアの滝、大好き!パワー!
滝の魅力を、ジンバブエ側とザンビア側の違いを説明しながら、行き方や空港、オススメホテルなどを紹介します。
タップできるもくじ
ビクトリアの滝はどんなところ?

ビクトリアの滝はナイアガラの滝、イグアスの滝と並んで「世界三大瀑布」に数えられ、ザンビアとジンバブエの国境にあります。
滝の対岸のザンビア(東:写真右側)とジンバブエ(西:写真左側)の両国から鑑賞することができます。対岸と滝の高さがほぼ同じなので、水流が間近に見ることができるのがビクトリアの滝の醍醐味です!
またビクトリアの滝はとても不思議な滝でもあります。
滝が形成されるためには高低差が必要なので、周囲に山や崖があるのが普通ですが、ビクトリアの滝の周囲は数百キロメートルにわたって平原が広がっているのです!
平原を流れるザンベジ川が川幅そのままに、垂直に切られた峡谷に一気に落下する!これがビクトリアの滝の特徴です。
世界遺産のビクトリアの滝

ビクトリアの滝は1898年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
元々そこに住んでいたコロロ族は滝を、モシ・オァ・トゥーニャ(Mosi-oa-Tunya )雷鳴の轟く水煙」と呼んでいました。
世界遺産登録名にはジンバブエ側の「ヴィクトリア・フォールズ(Victoria Falls)」とザンビア側の「モシ・オァ・トゥーニャ(Mosi-oa-Tunya)」の2つを併記しています。

ビクトリアの滝の楽しみ方①鑑賞ポイント

滝の周りはザンビア側ジンバブエ側どちらも国立公園になっているので、基本的には入場料を払って公園内に入り、設置されている遊歩道から鑑賞します。
ザンビア側とジンバブエ側で見るポイントも変わります。
滝に面している対岸がジンバブエ側が長いので、ジンバブエ側の方がビューポイントがたくさんあります。乾季でも枯れないメインフォールもジンバブエ側です。
一方ザンビア側は滝を横からの角度、下からの角度(滝つぼに行ける)、そして滝として落ちる直前のザンベジ川から見ることができます。

入場料やビザ代はかさむけど、迷ったら両方行くべき!
そして超絶おすすめなのは、上空からビクトリアの滝を眺めることです!
なぜならビクトリアの滝は大きすぎて、対岸のどこからもその全貌を見ることができません。上空から見ると地形の特徴や全体がよくわかるので、スケールの大きさをより実感することができます。ジグザグになっている滝の下流の峡谷も圧巻!
ザンビアとジンバブエをつなぐ「ビクトリア大橋」も歩くとなんてことないんですが、遠くから見ると美しい橋です。
ビクトリアの滝の楽しみ方②アクティビティ

ビクトリアの滝周辺では、いろんなアクティビティが用意されています。貴重な体験になること間違いなし!
アクティビティの催行会社はほぼ以下の二つです。
ワイルド・ホライズン
Wild Horizon
リビングストン・アドベンチャー
Livingstone’s Adventure

ホテルやロッジからも気軽に申し込めるよー
アクティビティ | 参考料金(2020年12月現在) |
---|---|
マイクロライト | 15分179ドル、30分360ドル、60分720ドル |
ヘリコプター | 15分189ドル、30分360ドル(2人から) 12-13分150ドル、25-27分284ドル |
ラフティング | 半日(6時間半)120ドル |
デビルズ・プール | 朝食140ドル、昼食205ドル、ハイティー180ドル |
バンジージャンプ | 1回160ドル、スイング160ドル |
サンセットクルーズ | 2時間75ドル |
ビクトリアの滝ベストシーズン
ビクトリアの滝は増水期と渇水期の差が激しく、水量が多い時期に行くと水しぶきで何も見えないほどで、逆に水量が少ない時期に行くとチョロチョロ岩肌で迫力に欠けます。
滝の水量ピークは4月です。
多くの情報では「水量がちょうど良く、滝がきれい見えるのは、1月から3月、6月から8月」となっています。

私のオススメは2月や6月だよ!

ビクトリアの滝の行き方・空港

ビクトリアの滝にいく拠点は、ジンバブエのビクトリア・フォールズと、ザンビアのリビングストン。(ややこしいですが、ジンバブエの拠点は街の名前も「ビクトリア・フォールズ」です)
ジンバブエ側は街の中心部から滝まで近い!(徒歩で15分ほど)
ザンビア側は街の中心部から滝まで8kmほど(徒歩で1時間半)あるので、どこに泊まるかを考える必要がありますね。と言っても滝のすぐ近くのホテルもありますし、街のホテルやロッジには滝までの送迎サービスがあるところもあります。
●ビクトリアフォールズ空港へは、ヨハネスブルグやハラレからの航空便
●ハラレやブラワヨからはバスあり(ハラレから13時間)
●リビングストン空港へは、ヨハネスブルグ、ケープタウン、ナイロビ、ルサカなどからの航空便
●ルサカからはバスあり(7時間)
ビクトリアの滝周辺のおすすめ宿泊場所
私が泊まったことのあるホテルでおすすめ宿泊場所をご紹介します。
ジンバブエ側おすすめホテル
1905年オープンという歴史あるコロニアル調の高級老舗ホテル。ロビーやダイニングも優雅。滝まではホテルの私道を通って歩いて行ける。テラスからのビクトリア・フォールズ大橋は絶景!
すみません、、、ジンバブエ側はここしか泊まったことがないです、、、比べられないのですが、とても良いホテルでした!
ザンビア側おすすめホテル
ザンビア側の高級ホテルの一つ。敷地内にキリンやシマウマがいる。こちらもコロニアル調。滝まで私道を通って歩いて行ける。ザンベジ川に張り出したサンデッキから水煙が眺められ、夕焼けを見ながらここで飲むビールが最高の思い出!
このホテルがザンビア側のホテルの中で滝に一番近いホテル。敷地はロイヤルリビングストンホテルと繋がっている。内装の雰囲気は良いですが、外装がモロッコ風?でイマイチ!ただし宿泊料は隣にあるロイヤルリビングストンホテルの約半額ほどで、プールもあるので家族連れはこちらのホテルの方が居心地がよさそう。
ザンベジ川のクルーズ船の発着地であることや、スパがあることから利用する機会が多かった。敷地が大きく開放的で、レストランもカジュアルで利用しやすく美味しい。
南アフリカ資本のマリオット系のホテルチェーン。どこのプロテアホテルに泊まってもある程度のレベルが保たれているので、とにかく安心のホテルです。そのレベルの割に宿泊料も安いので(100ドルから200ドル)仕事の際はこちらにお世話になることが多かったです。どちらかというと街の中心部に近いので、滝に行くにはタクシーになります。
バックパッカー向けの快適な宿として有名。街の中心部に位置するので便利。バックパッカー向けの宿だけど、エアコン付きのスタンダードツインも45ドルからあるので、私みたいに引きこもりがちの性格の者はドミトリーでない方が快適。
リビングストン博物館の裏側に位置するバックパッカー向けの宿。こちらもいろんなタイプの部屋があるので、私みたいに引きこもりがちの…(以下省略)
ここで売っているTシャツが気に入って購入した。
リビングストン郊外にある穴場なロッジ。Wifiフリーで宿泊料が安いので、バックパッカーは泊まりたい宿が埋まっていたら選択肢に。
まとめ
以上、ビクトリアの滝についてまとめ!でした。
詳しい情報は別記事でアップしていきます。