TOEIC760点、元アフリカ勤務、専業主婦のブログ

【アフリカ】サファリの楽しみ方9つのコツ(サファリ基本情報など)

こんにちは。

サファリだってなんだって楽しいことなら好きに楽しめばいいんですが!

アフリカのサファリってやっぱり馴染みのないと思うので、基本情報をおさえながら「サファリの楽しみ方」をご紹介します。

【コツ①】サファリの基本スケジュールを知ろう

一般的には次の通りです。

6時頃早朝ゲームドライブ出発
サファリ中に景色が良いポイントで休憩【朝食?】
9時頃ゲームドライブ終了。ロッジに戻る。【朝食?】
12時頃ロッジで【ランチ】
16時頃午後のゲームドライブ出発
サファリ中に景色が良いポイントで休憩。夕陽を眺めながら乾杯!
【サンダウナー】
19時頃ゲームドライブ終了。ロッジに戻る。
ロッジで【ディナー】
焚き火とか。就寝
こんな感じ

サファリを行う時間帯は、動物たちがアクティブになり見つけやすい早朝と夕方です。

ボス子
ボス子

朝早いよ〜!しっかり寝て備えよう!

【コツ②】サファリの伝統!サンダウナー!

すべてが静まるひととき

サンダウナー(Sundowner)は、ビールやワインを片手に、太陽が地平線に滑り込んでいくのを眺める、アフリカのハッピーアワーです。

午後のゲームドライブの休憩は必ずと言っていいほどサンダウナーになります。
ガイド役のレンジャーは、太陽が沈む頃合いを見計らいながら、夕日が最もキレイに見えるスポットに案内してくれます。

ボス子
ボス子

サンダウナーはサファリの重要な要素。
特別な時間だよ!

サンダウナーは植民地時代からのサファリの伝統です。
日没はアフリカの平和な時間でリラックスしてその日の出来事を振り返る時間でもあります。

アフリカの真っ赤な夕陽はあっという間に沈みます!
あたり一面が夕陽に包まれていく様子や、車に乗っている間には気づかない野生生物の声、土の匂い、風を感じながら、ただただリラックスして雰囲気を味わうのがオススメです。

【コツ③】サファリ中の食事(軽食)や休憩は1回!サファリカーから降りる唯一のチャンス!

我々も休憩中だよ

ゲームドライブ1回につき、必ずサファリカーが止まる休憩が1回あります。

休憩では飲み物と軽食が用意される場合がほとんど。
(サファリ代に含まれている)

ボス子
ボス子

ゲームドライブは座ってるだけなのに、ガタガタ揺れて疲れるから、休憩は嬉しいんだよね。

ゲームドライブ中の食事(軽食)は、ロッジの趣向や規模によって異なります。
(特に朝食のパターンがいろいろ)
●サファリカーで持って行って、車を止めたところでガイド役のレンジャーたちが用意してくれて食べるパターン
●シェフが用意してくれているところへ合流するパターン(Bush breakfast)
などがあります。

ボス子
ボス子

ビルトン(ジャーキー)がめちゃくちゃ美味しいのよね!
止まらなくなっちゃう!

そしてサファリカーから降りるチャンスはこの休憩のみ!

意外とサファリ中の自分の写真はないので、このチャンスを逃さないようにしましょう。
●サバンナをバックに自分の写真
●レンジャーや同乗者と一緒に写真
●サファリカーの写真、サファリカーに乗った自分の写真

そして大地に降りたら、やはり風や匂いを感じてください!

【コツ④】トイレ問題。サファリ前と休憩では必ず行こう!

じーーーー

約3時間のゲームドライブで、休憩は1回。トイレ休憩もこの1回です。
動物の見つけ具合で、時間が延びる場合もあるので、サファリに出発する前と、休憩中は必ずトイレに行っておきましょう!

そのほとんどが、草むらでします(笑)

しっかり隠れたいために離れていくと危険なので、適当なところを見つけて終わらせましょう。(レンジャーにも注意されます)

全然大丈夫!女性もしゃがめば見えませんから!
トイレットペーパーとビニール袋を持参して持ち帰り、ロッジで捨てるのがベターです。

ボス子
ボス子

サンダウナーのあとはアルコールが入ってることもあって、トイレに行きたくなつちゃうんだよねーーー!

言えば止めてくれるんですが、サファリカーから降りるには、サファリ中に安全な場所を見つけなくてはいけません。

動物を探しているルートでは難しい場合もあるので、とにかくチャンスがあればトイレに行きましょう!

【コツ⑤】動物をじっくり観察しよう!ガイドがいろいろ教えてくれるよ。

ケンカの原因なんだっけ?

動物を見つけるとまず写真を撮るのに夢中になります。

でもそのあとじっくり動物を観察してみましょう!

例えば簡単ですが、、、
●キリンの模様(マサイキリンはギザギザ)
●シマウマの縞模様(足・顔まで続く)
●カバの耳の動き(かわいい)
●ライオンの顔(すごく変)
などは、観察すればするほどおもしろいです。(ちょっと気持ち悪いです)

●インパラの集団行動
インパラが一斉に同じ方向を向いたあと、走り去ったときがありました。
その方向のずっと先にライオンがいたのです。
「インパラが風下にいたから匂いで分かったんだろうね」
とレンジャーが教えてくれました。

動物が土に体をなすりつけていたり、動物同士が角を絡ませていたりするのは、意味があるので、ガイドの説明を聞きながら観察するとおもしろいですよ。

【コツ⑥】あると使えるサファリの持ち物

あったらいいよ!というものが3つあります。
「双眼鏡」と「ステンレスボトル」と「ストール」です。

双眼鏡

画像:Rakuten

あるとさらに楽しめます!

遠くの動物を探すためというよりは、じっくりよりよく観察するためです。
(動物を探すのはレンジャーにおまかせよ!)

例えばこんな場面がサファリ中にやってきます。
●動物の模様を確認したい!(特にアンテロープ系は模様や色を見ないと種類が分かりにくい。あとはシマウマも固有種になるとシマシマが違う)
●オスですか?メスですか?!
●クロサイかシロサイか、とにかく「口が見たい!」
●キリンの「反芻(食べた食べ物を胃から口に戻すときニョロニョロニョローーと首が動く)」が見たい!
●鳥がキレイ。もっと近くで見たい!(鳥は近づけない)

オススメは8×20くらいがコンパクトで上記サファリの用途は満たしてくれるそうです。(オタクな旦那談)

でも双眼鏡ってそんな何度も買うもんじゃないから、8×30くらいで3万円くらいのものだったら、視野が広くて使い勝手が良く、ちゃんと長く使えるそうです。(オタクな旦那談)

ステンレスボトル

画像:Amazon

早朝サファリに出発する前に、ロッジでコーヒーや紅茶、マフィンなどの軽食が用意されています。
セルフサービスなので、それをマイボトルに入れてゲームドライブに出発しましょう!

早朝のゲームドライブ、太陽が昇るまでかなり寒いです!
車が走行中はガタガタして飲めませんが、動物がいて少し止まったときに、飲むと体が温まりほっこりできます。

ボス子
ボス子

動物見ながらコーヒー。なんて贅沢なの。

紅茶用に熱湯の入ったポットも用意されているので、お気に入りの飲み物を作ることもできますよ。

サファリに限らず旅行では役立つので、1つ持っておいて損はないです。

ストール(大判で薄手のもの)

バフも使えます

寒さ、日差し、ホコリから守ってくれます!
盲点はホコリです。

ボス子
ボス子

サファリで乾燥しているエリアは砂埃がすごい!
髪の毛もバサバサだよ!

大判ストールを頭からかぶるように目だけ出して口も覆えば、マスクの代わりにもなりますし、髪の毛も守れます。

【コツ⑦】サファリの服装。暑さより寒さ対策!サファリ中は寒い!

うちの旦那はいつもこんな服

サファリの時間は、早朝と夕方。
サファリカーはオープンなものも多いので風が冷たいんです!

サファリカーにはブランケットが用意されていますが、自分で温度調節できるように羽織れる防寒着を持っていきましょう。

ボス子
ボス子

日が昇ると今度はどんどん暑くなるんだけど、脱げばいいからね!

どんなものを着るかは、あまり気にしなくて良いのですが、
黒や濃い紺色はツェツェバエがよってくることもあるので、避けるのがベター。

個人的にはアースカラーでまとめて、やはり長ズボン・靴が良いと思います。
(寒いし、蚊や虫に刺されるのが嫌)

ヨーロッパから来る老人で、サファリの服装ガチ勢を見かけますが、それはそれでかっこいいです。

【アフリカ旅行】サファリの服装!注意点と考えるべき4つの対策とは?

【コツ⑧】サファリカーどこに座る?どこでもいい!

サファリカーは動物を鑑賞するため安全を確保するように特定の規制に従って変更された大型車両です。

規制は国立公園のルールや、動物保護区固有のものもあります。
南アフリカでは州ごとに異なります。

ざっくり言うと、東アフリカ(ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ)はオープン車両ではないタイプが一般的。3列6席。

https://www.lionworldtravel.com

南アフリカ地域(南アフリカ、ナミビア、ボツワナ、ザンビア、ジンバブエ)はオープン車両が一般的。3列9席。

屋根付きオープン車両。オープン車両の中でも位(くらい)が高い

東アフリカタイプだと、車の中の席は窓側しかないので、どこに座っても同じです。
南アフリカ地域タイプで強いて言うなら、写真を撮りやすいのは前寄りの列です。

たまにバズーカみたいな一眼レフを構えた人がいますが、必ずフロントロウに座っています。
そう言う人は仕事で来ている人が多いのですが、良い写真を撮りたいのはみんな一緒。
以前、同乗したバズーカカメラの人は、ちゃんと周りの人に気遣いを忘れてなかったので、すごく良い雰囲気でサファリが楽しめました。

走っていて気持ちいいのは一番後ろ。(好みですが!)

ともかく、動物は左に出たり、右に出たり、、、
ドライバー兼ガイドはみんなにカメラアングルをあげようと、車を動かしてくれます。
同乗者の中での気遣いも忘れずに!

【コツ⑨】ロッジの滞在を楽しもう!

Time +Tide CHINZOMBO (Zambia)

サファリを語る上で欠かせないのがロッジの存在です。
ロッジの滞在含めてサファリ!と心得ましょう。

というのもサファリのスケジュールを見てもわかる通り、サファリに行くと基本的にサファリ以外やることはありません。
なので「ロッジでどうゆったり過ごすか」がサファリの楽しみに含まれています。

旅行に行ってゆったり過ごすって、休暇の短い日本人には馴染みがないことかもしれません。

ボス子
ボス子

私もサファリを通じて、ゆっくり過ごす「休暇の楽しみ方」を学んだよ。

基本的にダラダラ過ごすんですが(笑)
本を読んだり、ワインを飲んだり、昼寝をしたり、、、

そもそもロッジのロケーションが最高なので、そんな中でダラダラ過ごせるのは贅沢だなと思います。

また、ロッジの部屋からも動物が見えるところもたくさんありますよ!

まとめ

以上、サファリの楽しみ方9つのコツ!でした。

同じサファリは二度とありません。

そのサファリは必ず一生に一度のサファリです!
是非ご参考に楽しんでください。

最後までお読みいただきありがとうございました。