TOEIC760点、元アフリカ勤務、専業主婦のブログ

里帰り出産の準備。母子手帳のもらい方など【海外からの帰国編】

私は海外で妊娠、妊娠5ヶ月で帰国し、里帰り出産しました。

夫や本人の海外勤務によって、滞在国で妊娠した場合、
いろんな理由で日本に一時帰国して里帰り出産する方もいると思います。

帰国後どうやって母子手帳をもらうのか、
出産育児一時金はどうなるのかなど、まとめました。


ベッタ 母子手帳ケース

海外からの里帰り出産〜母子手帳のもらい方〜

住民票の復帰(本籍地と里帰り先が違う場合は要注意!)

帰国後、できるだけ早く住民票を復帰させます。
つまり、里帰り先の役所で住民登録するために「転入届」を出します。

転入届に必要なもの
戸籍謄本
戸籍附票
●パスポート

本籍地と里帰り先が異なる場合、戸籍謄本と戸籍附票が必要!
郵送でも取得可能なので、あらかじめ調べてゲットしておくと、私みたいに役所に何度も行かなくていいです。

本籍地と里帰り先が同じ場合は、パスポートのみでOK。
ただし、パスポートは本人確認と、入国日の確認をされたので、
自動ゲートを通るなら旅券の半券などが必要です。

妊娠届を出す(マイナンバーカードがない場合)

次に母子手帳をもらうべく「妊娠届」を出します。
提出先は、住まいの役所か保健センターです。

妊娠届に必要なもの(役所によって異なる)
●マイナンバーカード
●パスポート

マイナンバーカードがない人は、
マイナンバーカードの通知カードか、
マイナンバーが記載された住民票(コピーもOK)で大丈夫です。

妊娠届に、受診した医療機関名・所在地・妊娠週数・出産予定日等を記入しました。
受診した医療機関は、海外の通っていた病院名をローマ字で書きました。

母子手帳と一緒に、
妊婦健診の費用補助チケット、マタニティマークキーホルダー等ももらえました。

妊婦健診の時にこの補助チケットを出すと、
妊婦健診の「一部」が無料になります。
実際には平均して1回5000円ほどかかりました。

海外からの里帰り出産〜出産育児一時金〜

加入している健康保険(社会保険や国民健康保険)から42万円が支給されます。
支給を受ける場合は、加入していることが前提です。

里帰り先の産院が「直接支払い制度」に対応して入れば、
産院の窓口で保険証を見せて、制度を利用する旨の文書を取り交わして終わり
出産費用が42万円以上だと、差額を産院に支払います。
出産費用が42万円以内だと、差額を健康保険側に請求すれば後日支給されます。

旦那さまの扶養に入っている奥さま(駐在妻)は、
旦那さまの会社が出産費用についてどのように出るか確認すると良いです。

私の場合
海外では旦那の扶養(駐在妻)でしたが、
旦那の仕事の契約が終わり帰国だったので、
日本では無職の二人

ということで、住民登録した際に、自動的に国民健康保険に加入しました。
(日本は国民皆保険制度)

住民票を置いて国民健康保険に入ったまま、海外へ行っている人もいますが、
何も保険に入っていない人も帰国して国民健康保険に入れない、ということはないです。

海外からの里帰り出産〜帰国前にすべきこと〜

分娩予約する

できるなら早めに予約しましょう。

産院によって「予約可能な時期」「支払う前金」「受診時期」について大きく異なりますし、
地域によっては出産できる病院が限られていたり(里帰り出産NGや、無痛分娩を希望とか)
分娩予約が早くにいっぱいになっていたりするからです。
中には、本人が一度受診しなければ、予約できない産院もあります。

出産したい病院があれば、
とにかく一度電話して聞いて見るのがいいと思います。
国際電話です!ネットを見ていてもイマイチわかりません。

週数を伝えたら、いろいろ教えてくれるはず。

予約の状況がわかり、帰国してからでも予約できそうなら、
妊婦健診を受けてから分娩予約すれば良いですね。

里帰り先の病院への「紹介状」をもらう

日本では転院する時に、
経過を報告する「紹介状」が必要な場合がほとんどです。

日本語で書いてもらえればベストですが、
そうでなければ非英語圏の人も英語でもらいましょう!

私は英語でもらい、里帰り先の小さな産院に出しました。
特段、問題ありませんでした。

その他

・帰国の2、3日前に、妊婦健診に行っておくと安心。
・帰国の飛行機では、通路側を確保。

まとめ

海外から帰国すると、住民登録を後回しにしがちです。
が!妊婦ですからね!

飛行機で帰国した後なら、早く日本の妊婦健診を受けておきたいところです。
自分の体調を第一に考えながら、役所の手続きを一つ一つ着実にやっていきましょう〜。