こんにちは。コーノです。
別姓を選べない先進国は日本だけと言われて早10年。
選択的夫婦別姓制度は、いつ施行されるんでしょうか。
私は2018年に入籍し、
姓のほか、本籍や住所が変わりました。
自分のパスポート、免許、銀行口座、クレジットカード、保険、携帯電話などの名義変更をしました。
姓が変わるのに抵抗はなかったですが、
名義変更はただただめんどくさいと思っていました。
そして結婚後も銀行口座とかむしろ自分名義の口座を残しておきたいという、
わけもわからない願望があり、そのままにしていたり。
今思えばヘソクリ的な発想です。
(通帳のある銀行口座は証拠が残って財産分与の対象になります)
(でも結婚前に有していた財産は財産分与の対象になりません)
名義変更、すっごいめんどくさいなぁ。
旦那がしなくていいのに、私だけするのがちょっと腹立たしいんだよなぁ。
てゆーか、名義変更しなくてもいいんじゃない???
名義変更、しないとどうなるのか?
また2019年から少しづつ変わっている旧姓併記についてもレポートします。
名義変更、しないとどうなるのか?
結論、
さらにめんどくさいことになる。
です。
なぜかと言うと、
「本人確認が大変!」
これに尽きます。
姓を変えると、
「旧姓と現住所が記載された身分証明書」がなくなるから。
そうなんですよ、、、
旧姓の私は過去の私。
それを証明するのはすっごいめんどくさいんですよ。
厳密にいうと、証明できるけど時間がかかるってこってす。
本人確認が必要なときとは、どんなとき?
旧姓のまま、銀行口座もクレジットカードも使うことはできます。
実際には、銀行口座もクレジットカードも、
本人確認が必要な場面はそんなに多くない。
例えば銀行で本人確認が必要なときは、
・キャッシュカードの紛失や盗難
・口座開設
・200万円以上の引き落とし
・10万円を超える現金振り込み
・定期預金を解約するとき
・ペイオフ
・相続が発生するとき
クレジットカードは
・クレジットカードの紛失や盗難
・クレジットカードの新規作成
結婚後、住所も変わった場合には、
・クレジットカード更新の際にカードが届かない
という問題があります。
その他の問題点は、
・個人で国際線のチケットを購入する場合に、パスポートと同じ姓のカードしか使用できない。
・海外のホテルでデポジットとしてカードの提示を要求されることがあり、予約した名前(パスポートと同じ姓)じゃないと具合が悪い。
・免税手続きをする物のカードで購入する場合
・海外旅行保険が付帯している場合、カード名義=海外旅行傷害保険・被保険者
などなど、クレジットカードの場合「パスポート」との名前を一致させる必要性を感じます!
まぁクレジットカードの名義変更は「規約」に記されているので、
規約違反になるんでしょうね。
マイナンバーカード等に旧姓を併記し、公証できるようになった!
2019年6月からパスポートに、
2019年11月から住民票・マイナンバーカードに、
2019年12月から免許証に、
旧姓が併記できるようになりました!
パチパチ〜!いえいいえい٩( ‘ω’ )و
これで旧姓でも
「本人確認がカンタン!」
にできるようになったんですが!
旧姓で引き続き銀行口座やクレジットカードが使えるということではないんです。
えー???٩( ᐛ )و
「証明には使える」っていうだけです。
つまり旧姓使用を認めるかどうかは、
対応する機関や業者が判断するってこと。
実際には銀行口座開設など、認められた人もいるし、
認められなかった人もいるみたいです。
まとめ
旧姓の併記するにも申請が必要で、
それも名義変更と同じくらいめんどくさいです。
クレジットカードや保険は、
名義変更を絶対しといたほうが良いものもある。
新姓と旧姓の両方を使い分けるのもめんどくさい。
めんどくさいのオンパレードだけど、
夫婦別姓制度が整ってない日本で結婚するならどちらかの姓になるしかない。
以上のことから今日のまとめ
●結婚して姓が変わったのなら、すべて名義変更したほうが良い。というか、するべき。
会社などで旧姓のままで仕事をしたり、旧姓の銀行口座を持っておく必要があるなど、
どうしても名義変更できない理由がある場合に限り、
●マイナンバーカードに旧姓を併記するよう申請し、本人確認に使う。
(2020年6月現在)